2015年11月13日金曜日

宮沢賢治


 先日のガムランのナレーションに続き、

 今日は、文学の朗読。


 今回読んだのは、

 宮沢賢治の、「やまなし」。


 クラムボンはかぷかぷわらったよ、というフレーズが耳に残る、短い名作。

 
 ずうっと前に読んだ気もするけれど、

 この企画をいただいて、改めてちゃんと出会った気がする。


 深く読みながら、

 その文章の美しさに、あちこちで息をのむ。

 川の水底の風景が、こんなに美しいなんて。


 蟹たちのやりとりはなんだかとても愛おしいし、

 魚や、かわせみなどの描写も、それぞれすごい。


 音読してみてはじめて出てくる読み方の疑問などもあったりして、

 それにひとつひとつ、制作スタッフの方が宮沢賢治記念館の方とやりとりしてくださり、改めて知ることもあり。

 ああそうなんだあ、と、発見の連続。


 改めてこういう美しい作品に出会えたことに心から感謝。


 わたしは曲をつくるとき、ことばをとても大切にのせているので、

 ことばを美しく扱う作品には、とても刺激を受けるなあ。


 この朗読やナレーションのコンテンツの情報は、

 分かり次第お知らせしますね。

 とても素敵な企画です。

 
 

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