2015年12月31日木曜日

今年もありがとうございました


 
 今年も一年、どうもありがとうございました。

 活動としては、かなりのんびりペースな一年でした。


 新しい年は、

 宇宙の流れに身をまかせつつ、

 少しずつでもあらゆる面で発展していきたいな、

 とおもっています。


 良いお年をお迎えください☆


2015年12月29日火曜日

喫茶 ケイ


 年賀状の作業をせっせとやっていて、
 
 疲れてきたので、息子に

 「そろそろ休憩。お茶にするからお湯沸かして〜」

 と頼むと、
 
 はあい

 とごきげんな返事が返ってきた。


 しばらくして、お湯が沸いたよ、と声がかかってキッチンに行くと、

 ジャズの曲が流れている。


 どうやら、喫茶店のつもりらしい。

 
 「僕は飾り付けをする」

 と言って、

 クッキーを一枚一枚丁寧に、小さなお皿に並べて乗せている。

 (そこは"飾り付け"じゃなくて、"盛り付け"だろう)


 わたしは紅茶をポットに用意し、

 その雰囲気を壊さないようにしながらも、

 紅茶を蒸らす間に洗濯物を取り入れたりしながら、

 4分経ったらカップに淹れてね、

 とベランダから指示を出す。


 彼はせっせと気に入りのカップを食器棚から用意し(途中でやはりこっち、と入れ替えたりしていた)、

 ちょうどよい頃合いの紅茶を注いで出してくれた。




 "喫茶店ふう"に出してくれたそれは、

 わたしの中では"珈琲用のカップ"なんだけれどね、

 ププ、

 と心の中で思いつつ、

 受け皿にクッキーがひとつ乗っていることにとても微笑ましい気持ち(スターウォーズのココアクッキー)。


 彼は紅茶にミルクを入れて。




 
 年末のワサワサの中の、

 ちょっとしたひとコマ。

 
 

2015年12月28日月曜日

渋谷でちょっとした忘年会


 
 昨夜は、藤原マヒトさんに声をかけていただき、

 マヒトさん主催の忘年会的ライブを聴きに出かけた。

 
 ライブ後に、笹倉くん、トーベンさん、ドラムのゆう子さんとBYGに流れ、ひとときおしゃべり。

 (後から伊賀さん、しばらくしてトンコちゃんも来て、終わり際には、マヒトさん、ヨシンバ吉井くんも現れた)

 それぞれ好きなおせちの具材を言い合い、伊賀さんが昆布巻き、と答えたことにみんなで笑ったりして、なんともほんのりとした時間だった。


 帰りは、トーベンさんが「渋谷は通りたくないから神泉から帰る」というので、吉祥寺に用事があるという笹倉くんも一緒に、神泉駅まで3人でのんびり歩いたのでした。

 
  

2015年12月26日土曜日

朗読の配信

 
先日、朗読をさせていただいたオーディオ・コンテンツの配信の日程が決まりました。

自宅のパソコンで、ささやくような朗読の空気感が、高音質で楽しめます。

DSDブンガク

・2015年12月30日(水) 22:30〜22:45

朗読:イノトモ「やまなし」宮沢賢治

http://primeseat.net/ja/programs/radio/dsd_bungaku/

蟹の親子の棲む、川底の風景が美しく描かれています。


お聴きいただくには、primeseatというアプリのインストールが必要です。

インストール
http://primeseat.net/ja/

primeseat
http://primeseat.net


2015年12月25日金曜日

サンタクロース


 12月の中頃。息子(中1)にクリスマスプレゼントは何がいいか聞いてみると、

 息子が

 「サンタさんには〜」

 と言い出すので、

 えっ

 もしや

 まだ本気で信じているのでは?


 と疑い、

 でもどんな感じで信じているのか聞いてみるのもヤボだし、

 (先月サンタについて聞いたときには、「いると思う。みんなに夢を与える存在。でも空は飛ばないと思う。」という答えが返ってきていた)


 でもサンタはそろそろ卒業にしたいし…

 と悩んで、

 サンタからの手紙を送ることにした。


 ***

 13才になったきみへ

 今までサンタからの贈り物を楽しみにしてくれてありがとう。
 わたしは新しく生まれてきた小さなこどもたちに贈り物を届けなくてはなりません。だから、これからはお父さんお母さんにその役目をお願いしようと思います。今年からは、きみのお父さんお母さんへ贈り物をお願いしてね。
 
 きみが大人になっても、いつまでもきみをみているよ。

***

 最後の文章を書きながら、

 自分がサンタにそう言われているような気がして、

 なんだか泣けてきた。

 サンタさんは、そんなふうに、こどもが大人になって彼を忘れてしまっても、ちゃあんとずっと見守ってくれているのかもしれない、なんて。

 わたしは、サンタは、いると思う。

 (そういうエネルギー、というかなんというか、天使の仲間的な)



 まあともかく、そんな内容を英訳して(ちゃんと合ってるかわからんけど)、

 タイプライターふうにプリントして、

 "サンタから"っぽい封筒に入れて、

 息子の机の上に置いておいた。
 




 そして、学校から帰ってきた彼を誘導してその手紙をみつけさせ、英和辞典を使いながら(苦笑)、一緒に訳した。


 彼はそれを読んで、少し黙っていた。

 なにを考えていたのかはわからない。

 …寂しい?と聞いてみると、

 ううん、大丈夫。

 と彼は答えた。


 どう感じたのかはわからないけれど、

 「サンタにお願いされたし、これからはパパとママがプレゼントするからね!」と、彼を励ました。


 そうして決まったプレゼントはゲームの本体で、

 ひえー高いぜ、高すぎる!

 と、息子の前で、声を出して叫んだのでした。

 (今までは、値段が高くとも、"サンタから"なので、心の中で叫んでいた)

 
 メリークリスマス。
 

2015年12月20日日曜日

スターウォーズ


 さっそく観に行った。

 映画の中で、何度か感無量で泣いた。


 ハン・ソロが出てきたとき。

 ハン・ソロとレイアが対面したとき。

 ハン・ソロが、「フォースはある。」と言い切ったとき。

 そして、ハン・ソロが…


 ハン・ソロにまつわるとこばかりだ笑


 その気持ちは、郷愁、というかなんというか、30年経ったのだなあ、という、映画の中に入り込んでなのか、実際の時間が過ぎたことへの実感なのか、ともかく切ない、なんとも言えない感覚。



 いやーそれにしても良かったな!

 主人公の少女の登場シーンは、ナウシカのようだった。

 カイロ・レンもかっこいい。

 BB-8がとてもかわいい。


 次が楽しみ過ぎる。



2015年12月13日日曜日

アイビーハウス・クリスマスライブ

 
 鵠沼海岸アイビーハウスのクリスマスライブに、今年も呼んでいただきました。


photo by さっちゃん。ありがとう。


 今年で3回目。

 呼んでくれたさっちゃん(さとうさちこさん)は、素晴らしいシンガーソングライターであり、アイビーハウスを運営しながら、ハピコマルシェというイベントを定期的に主催している素敵な女性。

 オープンチューニングのギターで弾き語る姿は、まるでジョニ・ミッチェルのよう。


 毎年、数曲一緒にクリスマスの歌を演奏させてもらうのだけれど、

 声の重なる感じが毎回とても気持ち良い。

 さっちゃんの、重ねる音の選び方が、美しいのです。
 
 おかげさまで、今年も至福のひとときでした。


 わたしが歌っているあいだに、まわりをうろちょろする1才の友人の娘(天使)がまたかわいく。

 のびのび楽しんでくれてありがとう。


 ライブ後は、さっちゃんとひとときおしゃべり。

 いつも帰りの時間があって話し足りないので、そのうちじっくり飲もう、と約束をした。


2015年12月11日金曜日

リクエストワンマン


 毎年恒例になりつつある、leteのリクエストワンマンライブ。

 どうもありがとうございました。


 みんなの愛に満ちた空間でした。

 
 満席で入れなかった方々もいたようで、すみません。

 代わりにといってはなんですが、演奏した曲をあげておきます。


<第一部>
春の海

夢

キミのいる風景

テネシーワルツ/江利チエミ

ハイウェイ/くるり

JELAOUS GUY/Beatles

犬と一緒に

The Water is Wide/スコットランド民謡

冬の匂い

<第二部>(うろおぼえ)
星降る夜

星と花

キミとボクのフルサト

夜明けの星

イトナミ(未発表曲)

消えないもの

後悔

キミとうたった歌

富士

青い星

シロツメ草

<アンコール>
愛のコロッケ


聴いてくれた人たちの心に、

ほんの少しでも、光を灯すことができていたら幸いです。


2015年12月1日火曜日

olioli


 友人のメグさん(占い師)に、三鷹の一軒家olioli(オリオリ)でのおやこカフェ「エプロンズのごはん会」に誘われた。

 olioliでイノトモライブをやってみたい、と前にメグさんが言ってくれていて、olioliの方に紹介がてら、まずはギター持ってって、その場で歌ってみては、とのこと。
 
 エプロンズのごはん会、というのも美味しそうだし、
 
 ギタレレを背負って出かけた。


 行ってみると、シーナアキコちゃんとキンカのキンちゃん(と呼ぶのは私だけらしい)が、それぞれ1才のかわいこちゃんを連れて登場。

 シーナさんが、olioliの方からわたしがギター持って行くという話を聞き、キンカちゃんを誘って来てくれたのだ。

 再会に喜んで、美味しいランチをみんなでいただきながら、いろいろおしゃべり。

 そしてせっかくなので、食後にそれぞれ1曲ずつ演奏。


photo by シーナアキコちゃん。ありがとう!


 ふたりは初めてのデュオだったらしいけど、素敵だったあ。

 この3人でなにか親子イベントできたらいいね、そのときはメグさんにワンコイン占いもやってもらおう、なんて、夢ふくらみばなしで盛り上がった。


 olioli、素敵なとこだったな




人をつなげてくれる場所でもあるね。




 帰りに、料理担当のエプロンズのふたりに「美味しかったです」と伝えると、

 そのうちのひとりの子が、わたしが今日歌った「虹色」が入っているアルバム「夜明けの星」を持っていると言ってくれた。

 なんてうれしい。

 つながってるねえ

 

2015年11月21日土曜日

家族旅行


 父の古希祝いで福岡に息子と戻り、

 井上家みんなで宿に一泊して、

 わいわい楽しんで来た。


 父と母がまだまだ元気でいてくれて、

 家族みんなで集まって、

 なんだかんだわあわあ言いながら、

 仲良く楽しく過ごせて、ありがたいな。


 うちの家族は、集まるとなにかとわあわあなるんだけれども(とくに母娘3人)、

 結局、みんなでよく出かけ、よく笑う、仲の良い家族だとおもう。


 今回の旅行は、

 わたしの人生の中でも、

 貴重な、

 確実にしあわせなひとときだった。


宿のカラオケルームでの大トリ、
父の歌う「昴」に合わせて、
みんなで肩くんでるとこ。


2015年11月13日金曜日

宮沢賢治


 先日のガムランのナレーションに続き、

 今日は、文学の朗読。


 今回読んだのは、

 宮沢賢治の、「やまなし」。


 クラムボンはかぷかぷわらったよ、というフレーズが耳に残る、短い名作。

 
 ずうっと前に読んだ気もするけれど、

 この企画をいただいて、改めてちゃんと出会った気がする。


 深く読みながら、

 その文章の美しさに、あちこちで息をのむ。

 川の水底の風景が、こんなに美しいなんて。


 蟹たちのやりとりはなんだかとても愛おしいし、

 魚や、かわせみなどの描写も、それぞれすごい。


 音読してみてはじめて出てくる読み方の疑問などもあったりして、

 それにひとつひとつ、制作スタッフの方が宮沢賢治記念館の方とやりとりしてくださり、改めて知ることもあり。

 ああそうなんだあ、と、発見の連続。


 改めてこういう美しい作品に出会えたことに心から感謝。


 わたしは曲をつくるとき、ことばをとても大切にのせているので、

 ことばを美しく扱う作品には、とても刺激を受けるなあ。


 この朗読やナレーションのコンテンツの情報は、

 分かり次第お知らせしますね。

 とても素敵な企画です。

 
 

2015年11月2日月曜日

ガムランの生演奏初体験


 先月、映画館で絵本の朗読をさせていただくという貴重な機会をいただいたのだけれど、

 それをみていたという方から、ナレーションと、文学の朗読のオファーをいただいた。

 歌、ではなく、声、のオファー。

 すごいな。

 こんなふうに、ワクワクする出来事がつながっていくのだな。

 
 はじめてのナレーションは、

 インドネシア・ジャワ島の宮廷ガムランの生演奏の紹介。


 せっかくの機会なので、

 声の録音の後、

 その貴重なガムラン演奏を生で聴かせていただいた。

 
 大地のような太陽のような、水の流れのような、祈りのような。

 ぐわんぐわんとオーラをきれいにしてもらっているような。

 そんな素晴らしい演奏でした。

 
 素敵な体験の機会をありがとうございました!


2015年11月1日日曜日

はらっぱまつり

 
 武蔵野公園のくじら山の、はらっぱ祭りにふらりと行った。

 たぶん10年以上ぶりかな


 息子を誘ってみたのだけれど、
 
 「書きたい小説がある」

 「あー自分でも早く読みたい!」

 とわくわくしているので、

 その熱意は執筆に向けた方がいいね、

 と、ひとりで出かけた。


 ひろーい原っぱと、小さな丘。

 人々がそれぞれに、のんびり楽しんでいる。

 
 わたしも、ビールを飲みながらあぶりチャーシューをつまみ(半分は息子のために取っておく)、

 音楽を聴き、

 飼い主におとなしく付いてきている雑種ふうの犬たちをいとおしく眺め、

 きれいな秋の空の下、のんびりした。


 帰りに武蔵小金井まで、川沿いを歩いた。

 ススキをちょっとちぎって、ふわふわ持ちながら。




 あんまりずっと川辺を歩いていたものだから、

 そこから普通の道に上がるタイミングを完全に逸してしまい、

 もうここで上がらないと駅への道がずれてしまう、というところで、

 前を歩いていた知らないお兄さんが、しばらく迷って、その後崖をよじのぼって柵を乗り越えて行くのをみて、

 わたしもそうした。


 崖をよじ上りながら、こどもの頃みたいに、ワクワクした。

 でも、柵をよいしょと乗り越えるときは、思ったより高かったのでちょっとドキドキ。

 乗り越えて、その後なにごともなかったかのように普通の道へ。

 大人の顔して。

 ススキは持ったまま。

 笑

 
 そういえば、中学生の頃に住んでいた家は坂の上にあり、

 家は下の道から見えているのに、

 家に帰るためには坂を上ってぐるりと大回りして戻らなくてはならず、

 とても急いでいるときは、制服のまま家までの崖をよじ上っていたなあ、

 と、ふと思い出した。


 

2015年10月31日土曜日

西荻窪 三人灯


 西荻窪の美味しい料理屋さん、三人灯の10周年記念イベントに歌いに行きました。


 三人灯はときどき行くお店で、

 友人数人とランチでわいわいしたり、

 家族で食べに行ったり、

 夜に友人と訪れたり、

 料理も美味しく、

 どんなシチュエーションでも、昼でも夜でも居心地が良いお店。

 料理人の彼とは、吉祥寺のハバナムーンで深夜にときどき遭遇したりしていた。


 今回の参加は、アリマくんという友人(イノトモバンドの初期ギタリスト梶くんの古い友人)からのお誘い。

 彼はパンクの人だけれど、最近はカホンをやっているらしく、イノトモの曲にカホンで参加してくれることに。

 プラス、バイオリンの美尾洋乃さん、鍵盤の森山あこさんに声をかけてくれて、

 豪華メンバーでお届けすることができました。

 楽しかったなあ!


 演奏後はそのままお店でゆっくり飲んでしゃべって、

 とてもいい夜でした。

 どうもありがとう♪


 美尾さんやあこちゃんのような素敵な音楽家に出会えたのも宝物(アリマくんに感謝)。



2015年10月26日月曜日

早く寝過ぎる


 近ごろ、

 21時頃になるともう眠い。

 もうれつに、眠い。

 がんばって起きてても、22時半くらいまでが限界。

 
 18時過ぎにワインをちびちびやりはじめ、

 飲みながらつまみをつくり、

 息子の夕飯をつくり、

 飲みながら息子が夕飯を食べるのを見届け、

 後片付けをし、

 なんてしているうちにあっという間に眠くなるのだ。


 もう最近は、息子より先に寝てしまうことの方が多い。


 この夜は、

 息子が「よく飛ぶ飛行機をつくる」と、折り紙をはじめて、

 最初はできあがりの飛行機の飛び具合を一緒に楽しんだりしていたのだけれども、

 だんだんと眠くなり、

 息子が次に猫を折りはじめたところで眠さがピークになり、

 完成を待てずに寝てしまった。


 翌朝。

 完成した猫ちゃんが、テーブルにそっと置いてあった。



 かわいい。


 ひとりで完成させて、そして寝たんだね。

 起きてられなくって、ごめんよ。。


 飲みはじめの時間を、遅くしてみようかな。
 (そういう問題か?)

 

赤坂クローフィッシュ・秋

 
 塚本くんと、赤坂クローフィッシュ。






 春と夏にも呼んでいただき、今回は秋。

 季節ごとのイベントになりつつあります。


 秋に聴きたい曲のリクエストも頂き、

 ちいさい秋みつけた、赤とんぼ、旅愁、もみじ、などの童謡、唱歌も歌いました。


 クローフィッシュはとても音が良いので、

 いつもとても気持ち良く歌えるなあ。


 個人的には、

 塚本くんがリハ中に

 「これ歌える?」とおもむろに弾きはじめ、

 歌いたい〜!

 と、急きょ歌うことになった

 「Woman〜Wの悲劇より〜」を歌っているときが一番上がったな。

 (塚本くんの演奏も素晴らしいし、ほんといい曲)

 
 次回は、来年2/17に決定。

 冬の歌もお楽しみにです。


2015年10月25日日曜日

武蔵小金井でランチ


 昔からの母仲間の友人3人でランチ。


 みんな同じ年齢の子を持っていて、

 この仲間とはずいぶん長い付き合いになる。


 2〜3才くらいの頃は、井の頭公園の原っぱや川でこどもを遊ばせながらおしゃべりし、

 その後幼稚園も一緒だったので、そこで一緒に園のいろいろに取り組み、

 学校が分かれて離れた今でもときどき会って話せる、とても貴重な仲間(今回集まれたのは3人だっが、ぜんぶで7~8人くらいいるかな)。

 
 そのときの年齢に応じて、

 そのときどきの子育てについてのいろんな話を分かち合えるのがいい。
 (子育て話ばかりじゃあないのもいい)

 
 お店に向かう間の道みち、おしゃべり。

 お店に入ってからも時間を忘れて話し続け、

 お店を出てからも駅まで20分くらい歩きながらおしゃべり、

 駅に着いてからも、立ち止まってひとしきりおしゃべり、

 
 いったいどれだけ話すのか。笑



 ちなみに、今日行った「オーブン・ミトン カフェ」というお店は、

 ここ、東京?

 と目をこすってしまうくらいの、

 森の中の素敵な一軒家でした。




 家の佇まいも素晴らしかったし、お料理ももちろんとても美味しかった。

 

2015年10月24日土曜日

渋谷ラストワルツ


 杉瀬陽子ちゃんの新アルバム「肖像」リリースライブにお邪魔させてもらった。

 彼女のうたは、つややかで美しくてパワーがあって、

 そしてその人となりもキュートで、大好きだな。

 
 メンバーも好きな人たちばかりで、伊賀さん、安宅くん、ゆう子さんに加え、中森さんにシーナアキコちゃん。おまけに豪華ゲストの堀込泰行さん。

 それぞれの演奏がすばらしいので、スギセの歌ばかりじゃなく、あちこちに視線を吸い寄せられ、贅沢なステージでした。


 そのまま打ち上げにも混ぜてもらって、

 帰りは中森さんにスギセと一緒に送ってもらっちゃいました。

 ありがとうございました!


 帰り道、伊賀さん号と信号でとなりになったので激写。

ゆう子さんと安宅くん(見えないけど)が手を振ってくれてる


 素敵な夜をありがとう!

2015年10月21日水曜日

プチ日帰り旅

 
 宇宙友人のまるちゃんが、

 ツイッターで「明日寒川神社に行く」とつぶやいていたのを前夜たまたま発見して、

 急に

 わたしも行くー

 となり、

 ほんとに急に翌朝、神奈川方面へ。

 (急に思いついて突然海や山や神社やお寺などに行く、わたしのよくあるパターン)
 
 
 寒川神社も素敵だったし、

 その裏にある「神嶽山神苑」という庭園も、趣があって素敵な場所だった(紅葉の季節はさらに美しいだろうな)。






 茶屋でお抹茶をいただいたり、

 ちょっとした小旅行気分。




 ここは京都?みたいな錯覚(笑)。

 
 その後、別の駅まで足を伸ばして、

 ゆっくりランチ。

 帰りに作家さんのギャラリーをのぞいたりして、

 突然のプチ旅行、満喫。


 いっぱいしゃべったなあ。


2015年10月17日土曜日

ギター教室スタート


 10月スタートのギター教室が、土日ともにはじまりました。


 今期の第一回目に取り上げたのは、リッキーリージョーンズのアルバム「It's like this」に入っている、「Smile」。






 「かんたんギター教室」と銘打っているわりに、初回からけっこう難しいアプローチの曲。

 でも、この教室は、基本、"わたしがやりたい素敵な曲を、その雰囲気のまま、簡単に噛み砕いてみなさんと共有したい"がテーマなので、生徒さんも巻き込んでチャレンジさせてもらいました(笑)。


 教室の資料作りは実際、自分で音を拾うところからはじまるので、この曲の場合は譜面が出来上がるまでにトータルで2週間くらいかかった。

 ひとつひとつの音に耳を澄ませて、

 どんな音が鳴っているのか、いないのかを、丁寧に拾っていくので、

 根を詰め過ぎて、1ブロックを解読するのに、ものすごーくの時間と集中力を使い果たし、くったくたになり、なぞはなぞのままとりあえず次の日に繰り越し、なんてやっているうちに、2週間くらいかかってしまった。


 その「なぞ」が溶けたのは、

 だいぶがんばってコードを拾ったその後。


 いったいこのギターは誰が弾いているんだろう、

 ひとりの演奏に聞こえるけれど、低音がベースみたいだし…

 と、疑問に思ってCDの歌詞カードを見てみたら(ずっとこのアルバム聴いてきたのにやっとね)、"ジョン・ピザレリ"の名前。


 ジョン・ピザレリは、たぶん20年くらい前にはなんとなく聴いていた記憶があるけれど、

 まったく忘れていた。


 改めてYouTubeで検索してみたら、
 
 たくさん素晴らしい演奏の動画がアップされていて、

 しかも、目を凝らしてよくよく見たら、

 7弦ギターだった。


 だからあんな低音が出てたんかーいっ

 と、驚き&今までの自分の無知にガクゼン&謎が溶けて喜び。


 そして改めてまたジョン・ピザレリに出会うことができ、

 教室でも、そのすごさを一緒に動画でみて生徒さんたちと共有できたりして、


 教室をやらせてもらいながら、

 日々発見と成長をさせてもらっているなあ、と、つくづく感じています。


 もともとギターは全然上手じゃないので、生徒さんたちにお伝えするために、ギターやコードと、とことん向き合わなくちゃならない。

 このおかげで、日々成長できることにほんとに感謝。

 
 ちなみに、そのジョン・ピザレリの演奏はこんな感じ。超絶ギターに、軽ーい歌。すごい〜
 (曲はSmileじゃないけど)



2015年10月14日水曜日

空中録音


 わたしの最初の作品は、ビートルズの曲をカセットの空中録音を繰り返して録ったものだ、という話をしたら、

 それにどうやら刺激を受けたらしい息子(中1)が、

 うちの一番しょぼしょぼの小さなラジカセで、

 ヤマハスピーカーから好きな曲を次々鳴らしながら空中録音をはじめた。


 途中、様子を見に行ったら、

 迷惑そうな顔で、

「しーっ!」

 だ。

 昭和で見た風景。

 
 わたしが子供の頃、よくこれでもめたな。

 テレビのスピーカーにラジカセを向けて、

 「ベスト・テン」の好きな曲を録音していている途中に、母親に話しかけられるパターン。

 それと、黒柳さんや久米宏さんの曲紹介が曲の頭にどうしてもかかってしまい、

 それにも、むむう、と思っていた記憶がある。
 


 息子が、1曲の時間とかをメモしながら真剣に録音しているので、

 わたしはふざけてからかいたくなり、

 曲に合わせて無言でむちゃむちゃなダンスをして笑わせようと試みたが、

 苦い顔をされただけだった。



 息子の空中録音は、

 くるり→ダフトパンク→マイケル・ジャクソン→エスペランサ、で、片面の30分が終わった模様。


 試しに聴いてみた音がとてつもなく雑音多めで(空気の音の方が大きい)、

 彼は、

 「ライブみたいだね…」

 「…これも記念だね」

 と、うまいこと脳内変換していた。


 けれども、その後、裏面に取り組むことは、なかった。笑


2015年10月12日月曜日

つみきのいえ


 恵比寿ガーデンシネマで、絵本の朗読をさせていただきました。


 映画館のスクリーンに絵本を投影し、

 近藤研二さんのギター演奏と息を合わせながら、絵本「つみきのいえ」を読む、という企画。



 歌じゃなくて、朗読だけのステージというのは初めてだったので、

 いやー、どきどきしたー、、

 いつもの弾き語りなら、こんなにハラハラしないのになあ。

 作者の方も観ているし、読み間違えないように、ほんと祈るような気持ち。

 (結局1カ所だけ読み間違っちゃったのだけれど、、)


 とはいえ、とても素敵な企画でした。


 私の出番の前の2冊は、若いかわいこちゃんたちの生き生きとした生演奏と朗読で、

 単純に観客として楽しませてもらった。

 息子も喜んだろうな、連れてくれば良かったな、なんて思いながら。


 朗読の合間には、作家の方々のインタビューもあり、それぞれの制作エピソードなんかも聞けて、贅沢だったな。


 貴重な体験を、どうもありがとうございました!


2015年10月7日水曜日

絵本の朗読


 来週月曜の恵比寿芸術祭2015のための絵本の朗読に呼んでいただき、

 今日は近藤さんの家で打ち合わせ。




 近藤さんがギターをつま弾き、

 わたしが絵本のことばを読む。


 絵本に合わせて紡ぎ出す、近藤さんの美しいギターの音色に合わせて、

 わたしが静かにことばをのせていくその感じは、

 朗読、とはいえ、歌っているような感覚。


 とても気持ちいい。

 本番までに、ことばと物語を、もうちょっと自分にしみこませよう。


 前から会いたかった、近藤さんちのモイちゃんにも会えた。

 もふもふの、きれいなかわいい猫ちゃん。







  帰ってからも、

 あんな猫ちゃんが家にいたら、

 毎日もふもふで

 しあわせだろうなあ

 と、

 モイのかわいさに思いを馳せるのでした


 (とはいえ、わたしはたぶん猫アレルギーだと思われるので、鼻水ぐじゅぐじゅの日々ではあるだろうけれど笑)

2015年9月28日月曜日

満月と海

 
 息子が林間学校で留守なので、

 ふらりと遠くの海に。

 
 その日はちょうど満月で、

 海とまあるい月が、それは美しかった。



 
 月の光がきらきらと波間を照らす。

 波はてらてらと光を返す。

 波の音は、ざざーん、ざざーん、と、押し寄せ続ける。


 そんな海と月とをぼーっと眺めていると、

 日々の中の、どうしようもない思いやなんかが、

 溶けていくようだった


 ときおりひとりの時間をつくって、

 日常を離れて自然の中で静かな時間を過ごすことは、

 自分自身の本来の力を思い出すことにもなるのだなあきっと、

 
 そんなことを思いながら、

 夜の海をしばらく眺めていた。

 
 

2015年9月26日土曜日

新米祭り


 クリンゴンの木村くんが、ライブのために上京して来て、我が家に泊まっていった。

 
 短い時間だったけれど、

 いろいろ話が聞けて楽しかったな。

 
 翌日の朝ごはんは、

 新米祭りでおもてなし。


 「新米祭りだよ!」
 
 と言いながら土鍋炊きたてごはんを差し出すだけだけの祭り(笑)


 ご近所の長男堂から分けてもらっている糸魚川産のコシヒカリ。

 土鍋で炊いたごはんは、

 宝石のようにつやつやで美しく、

 毎年この季節、

 ほんとにしあわせだなあ


 おかわりが止まらない。

 (木村くんは、3杯はさすがにやめとこう、と、紳士的に2杯でおさえていたが、わたしは3杯強食べた)


 

2015年9月25日金曜日

ヴァシュティ・バニヤン


 15年くらい前に、

 鈴木惣一朗さんが教えてくれたヴァシュティ・バニヤン。


 それ以来ずっと好きで聴いてきた彼女が日本に歌いに来るというのを知り、

 聴きに行った。


 そぼ降る雨の品川教会。




 

 本物の彼女の歌とその姿は、時を経てもアルバムそのままにとても繊細で美しく、
 
 とてもとても素敵だった。


 教会の静けさも、

 ロウソクのような、星屑のような仄かな照明も、

 ギターのつまびきの繊細さも、

 短い演奏時間も、

 すべてがちょうど良く、味わい深かった。





 私自身、歌い続けて行くことに、

 勇気をもらった。

 
 ありがとう。

 

2015年9月20日日曜日

勝手にウッドストック2015




 今年も呼んでいただきました。

 わたしの大好きな、バンバンバザール企画の手作りイベント。

 ミュージシャンも、お客さんも、出店の方々もそれぞれ自然体で、思い思いに楽しめる最高に素敵なフェス。

 
 今年は、あの湖のイカダの上のサブステージで、

 アコーディオンと一緒に演奏できたら素敵だな、と思って、

 トリコロールのアニーくんに3日前にダメモトでオファーしてみた。

 夕方に都内に戻れればOK、とのことで、

 念願叶ってアニーくんが相模湖まで来てくれた(マンドリンとアコーディオンとギターを持って)。

 
 彼の演奏は、

 なんというか、美しい響きの中に、じんじんとあふれてくる熱量があり、

 そしてぞれぞれの曲へのアプローチがとてもセンス良く、

 一緒に演奏していてとても楽しかった。


 もっといろいろ一緒にやりたいな、と、演奏しながら感じていた。

 ありがとう。

 またどこかでやれたらいいな。


勝手にウッドストック、今年もどうもありがとう!

 その楽しい宴の裏の、たくさんのみなさまの働きにいつも心から感謝です。

 今年もお疲れさまでした。 

 

2015年9月11日金曜日

鞍馬山

 
 京都ライブの翌日は、

 せっかくなので、鞍馬山まで足を伸ばしてみることにした。

 
 素晴らしい秋晴れ。




 鞍馬寺から奥の院(けっこうな山道)、





 奥の院から貴船(けっこうな山道)、




 途中休憩で、貴船の川床でおそばを食べて、



 貴船神社→奥宮。






 とても気持ちの良いコースだった。


 ライブ翌日の行程としては少し強行だったと思うけれど(笑)。


 帰りに恵文社に寄って、今回泊めてもらった宿のともださんに会って、

 京都を後にした。


 旅、満喫。

 どうもありがとう。


2015年9月10日木曜日

イノトモ×スーマー@京都もしも屋


 お昼過ぎにスーマーさん、吉田さんと待ち合わせて、

 スーマーさんの車に乗せてもらって京都へ向かう。

 
 スーマーさんのかわいい車には、

 ダッシュボードにかわいい小物入れが設置されていた。
 



 「一時期、車内を部屋のようにしようとした」らしく、その名残りらしい。

 後ろのシートを倒して、カセットコンロで"ひとり鍋"までやったこともあるらしく、

 それほんと"部屋"やないですか、

 と、わたし的ツボに入ってしまい、道中、たびたびその光景を思い浮かべてはププっと吹き出していた。


 京都は、はじめましてのもしも屋さんと、はじめましての中井大介くん。

 中井くんは、PAまでやってくれた。

 
 長男堂→名古屋の流れもあって、

 スーマーさんとの演奏はどんどん息が合って、それでいて自由になってくる感じ。

 それに混ざってくる中井くんのいい感じのギター演奏と、司会進行。

 
 交互に演奏したりおしゃべりしたりしていると、時間の感覚がわからなくなってくるな。

 
 ほんとにあっという間。


 中井くん、もしも屋さん、どうもありがとうございました!


 中井くんのお人柄と本番のギター演奏はとても素敵だったし、

 もしも屋さんのカレーと、ライブ後にいただいたおみそ汁と麻婆丼、最高に美味しかった。


 こんな素敵な企画をしてくれた吉田さん、そしてスーマーさんの素晴らしい演奏、どうもありがとうございました!!

 
 

2015年9月9日水曜日

イノトモ×スーマー@名古屋得三

  
 今回のツアーは、名古屋の吉田さんが企画してくれたもので、

 そのイメージというのが、

 出演者ごとに区切り(休憩)を挟むタイプのステージでなく、

 出演者が並んでステージに座っているところで、

 それぞれが交互に弾き語る・・・それで何曲か持ち曲もしくはカバー曲などでハーモニーボーカル、演奏など、絡めるところで絡んでゆく、というもの。

 名古屋は角田健太くん、京都は中井大介くんがホストとして迎えてくれることに。

 
 名古屋の得三は久しぶり。

 店主の森田さんもお元気そうで良かった。


 サウンドチェック後、お店を出て歩いていたら、

 道にわたしの曲が流れている。

 音の主をたどると、

 中古レコード屋さんだった。




 せっかくなので挨拶をしに扉を開けて入ってみると、
 
 店主の方は、"突然の本人登場"には特に驚いたようなリアクションはなく(笑)、

 「ぼくと誕生日が同じ」

 と、他にも同じ誕生日の有名人を列挙してくれていた(スライ・ストーン、ライ・クーダー、カヒミ・カリイなど)。

 
 ともあれ、得三でのライブに合わせて、私のアルバムをかけてくれていたご様子。

 どうもありがとうございました!


 本番は、カンジンのツノケンさんがすでにちょいとほろ酔いで、

 ほにゃほにゃな進行でハラハラ感はあったけれども、とてもおもしろかった!


 それぞれが、前の人の演奏を受けて思いつくまま次の曲を決めて歌っていくスタイル。

 その場限りの、ライブならではの緊張感と、ちょうど良いゆるやかさもあり。

 あっという間の3時間。


 ライブ後のひとときも、森田さんの話をいろいろ聞けたりして、とても楽しかったな。

 その話の中で、名古屋の大事な音楽シーンの歴史を、少しだけかいま見れた気がする。


 どうもありがとうございました!

 

2015年9月7日月曜日

イノトモ×スーマー @ 長男堂


 日頃からお世話になってる吉祥寺「長男堂」にて、スーマーさんと初共演。

 スーマーさんとは、ハバナで深夜にお会いすることが多く(笑)、その場のノリでお互い歌い出すことはあっても、ちゃんとした共演ははじめてなのでした。

 スーマーさんの歌と演奏はとても滋味深く、

 ことばと音が、しみじみと心に届いてくる。




 そして、わたしの曲にバンジョーを添えてもらったのだけれど、

 これがまたとてもすばらしく。


 わあ バンジョーめっちゃいい

 と思いながら歌ってました

 
 ライブ終了間近には、ギターの桜井さんが登場。

 せっかくなので、最後に呼び込んで一緒に演奏してもらいました♪

 贅沢だあ



 ライブ後は、新潟の美味しい日本酒を頂きながらちょっとゆっくりして、

長男堂るみさんと、リーダー。ありがとう!

 野菜のおすそ分けをいただいて帰った。

野菜のおすそ分け会

 来てくださった方々、長男堂、手伝ってくれたリーダー、いそのさん、どうもありがとうございました!


 そして次は名古屋、京都。

 台風は来てるけれども、

 まあそれはそれでね。

 すべては、なるようにしかならないしね。

 心配してじたばたしてもしょうがない。

 
 とはいえ、すべてがまあるくうまく行きますように☆



2015年9月6日日曜日

合同発表会

 
 毎月、下北沢leteでやっている弾き語り教室。

 生徒さんの希望もあって、今回はじめて、土曜クラスと日曜クラス、合同の発表会を開催。


 吉祥寺の、食堂・音楽室「アルマカン」にて。



 お料理もお酒も美味しくって、

 みんなの持ち寄りのお菓子(手作りもあり)も美味しく、

 そして、それぞれの個性溢れる演奏も楽しみながら、

 楽しい時間はあっという間に過ぎるのでした。




2015年9月1日火曜日

西荻飲み

 
 友人万貴ちゃんと、西荻の見晴料理店へ。

 万貴ちゃんは、元は吉祥寺のハバナつながり。
 
 彼女は普段は東京にいないけれど、こちらに仕事で出てくるときに時折連絡をくれる。

 飲むペースも量もちょうど良く、とても貴重な飲み仲間。


 彼女がつくった自作の器の本が、またとてもいい。

 滋味深い器の写真たちと、その器にまつわる、静かな、心を打つ文章がそれぞれに添えられている。




 わたしは万貴ちゃんという人物が単純に好きで付き合ってきたけれど、この本を読んでさらに好きになった。
 
 わたしが最初のデモテープをつくったときのような、説明は付かないけれども自分の中のあふれる何かがかたちになりたがる、そんな感覚を思い出す。

 そんなふうに、その本についての話もしながら、あれこれいろんな話をしているうちにあっという間に夜は更け。

 見晴料理店の料理は、ひとつひとつ、とても繊細で味わい深かった。

 ハバナの常連さんもその後偶然二組現れて、わー、となった。

 ハバナがなくなって困るよね、その後どこに行っているの?という会話を、ハバナがなくなって以降、いろんな人と何度交わしたことか。

  
 その後、あと一杯飲んで帰ろう、と、三人灯へ。

 三人灯の料理人の彼も、ハバナで時々会うひとり(彼の仕事終わりの深夜限定)。

 メニューにはハバナで影響を受けたという品も入っていて、らっきょうもその影響で漬け始めたという。

 お店はなくなっても、その精神は、いろんな人のいろんなかたちに繋がって行っているんだなあ、と感じたよ。


 そんなある日の西荻の夜。

 

2015年8月27日木曜日

江の島さんぽ


 夏の終わりに、家族三人で江の島。




 とてもゆっくり、島のはしっこまでうろちょろして、途中でかき氷やつぼ焼きを食べたり、早い時間からビールを飲んだり、海に足まで入ったり、充分に満喫した。

 さあ

 夏休みが終わる。


2015年8月22日土曜日

早起きの朝

 
 珍しく朝6時に目が覚める。


 息子は合宿でいないし、

 朝の井の頭公園にふらりと行くことにした。


 井の頭弁財天にお参りして、

 水辺でしばらく過ごす。


 近くのモーニングをやっているお店に移動して、

 コーヒーとミネストローネとパン。


 そしてまた公園に戻って、

 また池のほとりで噴水の波紋を眺めたり、

 蝉の声を聞いたり。


 ときおり、つくりかけの曲を仕上げるためにスケッチブックを開き、

 気が向いたら本を読む。


 しばらくのんびりして、ふと気付くと、サンダルの足がけっこう蚊に刺されていた。

 蚊のやつめがいつまでもわたしを狙っているので、

 公園をあちこち移動してベンチの場所を変えてみたが、

 もうこうなってはどこでも蚊に狙われるので、

 あきらめて家に戻る。


 簡単にお昼を済ませて、

 午後は近くのピアノのある音楽室で、

 バッハのインヴェンションと、アリアを練習(ぜんぜん弾けない)。

 ギターでベートーヴェンの月光も練習(こちらもぜんぜん)。


 それからまた曲の続きとかつくる。


 夜は息子の少年野球チーム仲間のお父さんお母さんたちと同窓会的飲み会。
 
 飲み過ぎ。



2015年8月19日水曜日

高尾山

 
 友人のまるちゃんが前夜、

 明日高尾山に登るのに良いコースを教えてほしい、とメールをくれて、
 (というのもわたしは時々ひとりで登りに行ったりするので)

 せっかくなので、わたしも行くことに。

 
 わたしはおすすめの登山コースを案内し、

 まるちゃんはおすすめの弁天様(薬王院の裏にあって今まで気付かなかった)を案内してくれた。



 
 たくさん汗かいて、気持ちよかったな。

 弁天様にもお参りできたし。


 山登りはパワーチャージ&デトックスやね。
 
 
 ちなみにわたしのおすすめコースは、稲荷山コースで登って、下りは3号路→6号路でふもとまで、もしくは3号路→0号路(裏ルート)→薬王院でお参り→1号路→リフト(楽々コース)。

2015年8月17日月曜日

おでかけ

  
 息子とふたりで丸の内ランチ、有楽町で映画。

 


 中1の彼はまだ嫌がることもなく一緒にお出かけするけれど、

 まあそろそろ

 「え?オレ行かねーし。」
 
 とか言い出すこともありうる、ということを覚悟しておかなくちゃあな。


 

2015年8月16日日曜日

ギター教室発表会

 

 土日はleteイノトモギター教室の発表会でした。

 どちらのクラスもとてもいい感じの集まりで、みんなでわいわい飲みながら、持ち寄りのものをつまみながら、それぞれの演奏を聴くのです。



 みなさんそれぞれに個性があり、そして演奏も少しずつ進化していて、とっても楽しい時間。


 そしてなんと、9月には、leteを飛び出して、吉祥寺の小さなお店をお借りして2クラス合同発表会をする予定。(発表会、という名の飲み会?笑)

 クラスのかたちも進化ちゅうです。
 

 次期は10月スタート。

 募集はまだ始まってませんが、気になる方はleteにお問い合わせくださいね。

 

2015年8月12日水曜日

昆虫ミッション2015

 



 音楽ライターの除川哲朗さん(ヨケさん)が毎年企画してくれる、昆虫ミッション。

 真夏の井の頭公園を、"虫目線"で歩き回る会。

 普段控えめで静かなヨケさんが、1年で一番輝く日(笑)!


 今年は、カーネーションの直枝さん、寺尾紗穂さん、たまの知久さん(初めまして!)も参加。


 虫好きの人と歩くと、

 いつもの公園が全然違うふうに見えてくるのが不思議。

 葉っぱの影、とか、枝、とか、水辺とか、いろんなところに、普段は目に入らないいろんな生き物が息づいている。


小さいてんとう虫。

マメコガネ。



 これ、虫なの!?と疑ってしまうような小さな点のようなものにも、ちゃあんと名前があったりして(知久さんがひとつひとつ立ち止まって、とても丁寧に教えてくれる)。


 そういうふうに、普段とは違う虫目線を通して発見や感動があり、

 小さなものたちに目を向けることによって、より視界が広がっていく一日。


 この日ははじめて、なんとモグラも見た(虫じゃないけど)。

 虫を観察していると、土がモコモコして、モグラが出てきて、こちらがわあわあ言っているうちに、またそそくさと土にもぐっていったのだ。

 初めて間近で見て大興奮。

 
 ヨケさんの、トンボを捕獲する際の華麗な網さばき(舞い)も、毎回笑っちゃうほどかっこいい。(捕まえた虫たちは、観察後、しばらく一緒にいて、翌日放すそう。)


オハグロトンボ

オオヤマトンボ


 
 ミッション後の毎回のお楽しみ飲み会も、"虫話"で盛り上がり。


 わたしは特別"虫好き"というわけではないけれど、

 虫好きの人たちの会話を聞くのは、とても好き。

 奥深くて、そしてみんな心が、少年みたい。