2009年3月27日金曜日

軽井沢

 
 先日、軽井沢の万平ホテルに行ってきた。

 箱根の富士屋ホテル、日光の金谷ホテルに続いて、今回は足を伸ばして初めての軽井沢。

 何年かをかけてのクラシックホテル巡り3件目。



 
 軽井沢は3月とは言ってもまだあちこちに雪が残っていて、

 そして、苔の緑がきれいだった。

 新緑の季節は、もっと綺麗だろうなあ。

 夜空はベルベットのような濃紺で、普段東京で見上げる夜の色って薄いんだなあ、と思った。


 翌日に行った白糸の滝は、雪道で歩くのが大変だったけれど、
 美しい場所だった。



 緑が、ジブリの映画のようだった。

 
 帰りのバスを待つ間、雪遊びをしたりした。



 雪用の服装ではなかったので、とっても寒かったけれど。


 久しぶりの旅で、ゆっくりしてきました。

 

2009年3月24日火曜日

卒園

 
 終わりの日って、突然来るんだねえ。
 先日、息子が幼稚園を卒園した。

 卒園前の最後の保育の日に、
 いつものように園まで送って行き、
 保育室のドアを開ける彼に向かって、
 「いってらっしゃい。」
 と声をかけながら、
 「この日常は、今日で最後なんだなあ」
 と強烈に実感してしまい、じんわりと目頭が熱くなった。

 その日が来るのは前々から分かっているのに、
 実際にその日が来るまでは日常が続くわけで、
 やはり、終わりの日は、突然来る。

 朝起きて、お弁当を作って、朝ご飯を一緒に食べて、
 朝のいろんな表情の井の頭公園を自転車で走り抜けて園に向かう。
 この当たり前になじんだ風景が、
 ある日パタンと音をたてて閉じられるのだ。
 情け容赦なく。

 大人になると、そういう境い目、みたいなものが曖昧になり、
 始まりも終わりも重なったりしていて、
 その パタン、と次のページに行く感覚に疎くなってしまっていたので、
 少し、たじろいだ。

 これが小学校の卒業式ともなると、
 どれだけ心が揺さぶられるんだろう。

 
 これまでのわたしの人生にもいくつかの章があり、
 その章が終わる度に、
 パタン、
 と次のページへ、
 時には泣きながら、振り返りながら進んできた。
 前のページに戻ることはないことを知っているから、
 きっと淋しい気持ちになるんだろうな。
 その先が楽しみな気持ちと同じくらいに。

 そうやってみんな、いろんな思いをしながら、
 自分だけの大切な書物を作っていくのだろう。

 彼がこれから創っていく新しい章が、
 美しく、愛あふれるものでありますように。
 

2009年3月12日木曜日

明日は渋谷です

 
 いいお天気。

 ベランダでひなたぼっこり(奎がそう言っていた)。


 明日は、渋谷で歌います。

 東京では今年初ライブ(スロースタートにもほどがありますね)ということで、みなさんぜひ足を運んでくださいませ。

 スチョリさんの歌も最高なので。

 セッションも、お楽しみにです。


『MOON COUNTRY vol.4 @SHIBUYA 7th FLOOR』

3月13日(金)
渋谷7th FLOOR
出演:イノトモ / スチョリ(+安宅浩司+アンドウケンジロウ)

Open: 18:30 / Start: 19:30
前売: ¥3,000- / 当日: ¥3,500-

ご予約は渋谷7th FLOORまでお願いします。
http://shibuya-7thfloor.blogspot.com/

2009年3月7日土曜日

エンドレスおでん

 
 今週のはじめの寒い日におでんが食べたいと思って作ってからというもの、
 つゆをつぎ足し具を足し続け(わたしが終らせようと思っても翌日ムコハンが足していたりする)、
 週末の今日まで我が家にずっとおでんがある。

 いつもおでんがあるっていいね。

 急にお客さんが来てもおでんを出せばいいし。

 息子のお弁当にもちょいと足せるし。

 外からお腹をすかせて帰るときにも、あ、家におでんがある、と思うとほっとする。

 しかしもう五日もあるので、
 最初の日に「おでん!わあい!ちくわぶ!糸こんにゃく!」とはしゃいでいた息子も、さすがにもうそんなにはしゃぎはしない。
 まあそうだろう。

 でも、えーまたおでん〜?などという文句を息子が全然言い出さないところに、おでんの底力を知る。


 でもまあもうそろそろ潮時だろうな。母として。人として(笑)。


 それにしてもエンドレスおでん。

 基本的に不精のイノトモには、最高に楽ちんな日々だったなあ...(遠い目)。

 なにしろ美味しかったしね。
 

 エンドレスおでん、フォエバー。

 
 

2009年3月5日木曜日

大阪ー京都に行ってきました

 
 大阪ー京都に行って来ました。

 まずは大阪のマーサ。

 マーサは、音が良くて、
 お客さんとの距離感も絶妙に良くて、
 すごく歌いやすい場所。

 リハーサルでスチョリさんとセッション曲を決めて、
 その場で合わせてみる。

 急なことだし、かなり危うい(笑)。けどわくわくする。

 楽屋で何度か合わせて、なんとか大丈夫だろう、と、本番へ。

 本番では、最後の危ういところで曲を止めてそこだけやり直す、という強引な持って行き方をしてしまったけれど、でもなんとか形にはなったかな?

 とにかく楽しかったです。

 スチョリさんの歌も最高。

 スチョリさんのゆるキャラも最高。

 ライブ後は、マーサの片平ご夫妻と、みんなでマーサのおいしいごはんを頂きながらたくさんしゃべった。ほんとに素敵な人たち。


 そのままマーサの上の階に泊めていただいて、翌日は京都へ。

 京都のいーたんがまたもや泊めてくださるということで(毎回ありがとう)、いーたん宅にお邪魔した。
 かわいいはるちゃんは成長しており、もう上手に歩いている。感動。
 そしてダンナさんのカンチャンがおいしいスパゲティを作ってくれた。
 お酒を飲みながら、いろいろとおしゃべりして、楽しい夜だった。

 翌日は、SOLE CAFEでライブ。

 いーたんのおいしい素敵な朝ごはんをいただいて、


 
 お店に入るまでに時間があったので、いーたんおすすめの南禅寺に行き、ゆっくりした。
 いいところ。湯豆腐も食べたし。

 SOLEでは、いつものように素敵な村田夫妻に迎えられて、
 スチョリさんとイベントの続き。

 セッション曲は、大阪のときよりもお互い身体にしみ込んだ感があり(笑)、
 安心セッションだった。

 ライブ後はこれまた恒例の、村田さんのおいしいパスタとパンをいただきながら、わいわいしゃべった。カンチャンと、サニサイのおふたりと、みかとやすのふたりも混ざってくれて、楽しい夜。

 この日は、バイオリンのあこやん宅に泊めてもらい、ここでも飲みながら4時半くらいまでいろいろしゃべった。しゃべりにしゃべった。

 翌日。

 晴れ。

 あこやん宅は、東寺のすぐそば。

 東寺でちょうど骨董市をやっていたので、それをちょいとのぞいてから、
 東京に帰った。


 家に戻ると、息子がおかえりー!と走って抱きついてきて、

 ただいまー、ぎゅう、と彼を抱きしめながら、

 旅も大好きだけど、家に戻ったこの幸せな瞬間はほんとに素敵だ、と思った。
 

 ただいま。