2007年9月14日金曜日

創作エネルギー

 
 ヒマだとですねえ、あふれる創作エネルギーを、料理に向けてしまうようです。

 ギターを持っては、なにかいいものできないか、といろいろ試みてみるが、すとん、と落ちてくるものがない。そういうときは、すぐにあきらめる。

 そうして、いそいそと料理をする。

 そういうわけで、今週は毎日いろいろなものを作った。息子は毎日お弁当なので、夕飯のときに翌日のお弁当の準備までしながら。

 昨日の、豆と野菜の豆乳シチューは評判がよかったな。車麩のフライも。

 録音とかライブモードのときは、そっちに意識のベクトルが向いてしまうので、料理に向けるエネルギーはほとんどなくなり、夕飯も、おみそ汁と納豆とアジの開き、とか簡素なものになってしまう。

 そういうのがなければ、こんなにも、家庭モードになれるのか。毎日部屋をきれいにし、洗濯をし、三食、創作エネルギーを料理に向ける。これぞ、主婦。

 でもやはり、わたしには、音楽がないと、ダメなのだ。

 ライブとかレコーディングとか、依頼された作曲とか。誰かののライブを見に行くこととかも。

 そういう、外に向けるエネルギーによって、自分のバランスを、保っているのだと思う。

 ヒマだと、料理プラス、お菓子作りにまでエネルギーをそそいでしまう。それは、持て余す外向きのエネルギーを、そういうのに変換しているというわけだ。

 まあどちらもあり、ということで。

 どちらにせよ、幸せな日々なのです。


 
 今日、ふと本屋で思ったこと。

 仕事で依頼された曲なら、わたくしの場合、インスピレーションで1日でできちゃう、という特性に着目し、自分から自分に、名曲を発注するのはどうか、ということ。

 仕事のときの、あの感覚を総動員するんだよ、と自分に言ってみる。あの前向きのエネルギー。

 そんな発想で、簡単にいい曲できるものならね、と、現実派の自分が答える。

 でも、気持ちの切り替えは、大事かもしれない。

 できっこない、と思っているより、できそう、と思うほうが。

 
 
 
 

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